用途

  • コピー・印刷
  • 産業用検査
  • 金融機器

SLA

SELFOC® LENS ARRAY

セルフォック® レンズアレイ

*

利点

装置の小型化扱いやすい均質な画像転送

SELFOC®レンズ(屈折率分布型レンズ)を多数配列したレンズアレイです。全体で一つの連続したライン状の像を形成するユニークな光学系で、多種多様なラインスキャンシステムや、感光によるプリンティングシステムにキーコンポーネンツとして使用されています。
また、近年の産業用検査機用途でのご要望の高まりを受け、2020年に被写界深度(DOF)を従来品の約2倍とした新型レンズ「SLA 5DG」、2021年にワーキングディスタンスを従来品の約2倍とした「SLA 5AG」を開発いたしました。

特徴

Point

1

超シンプルでコンパクトな光学系

ワーキングディスタンス(WD、Lo)が2mm~30mm前後と非常に短く、大幅な小型化・省スペース化が可能に。
また、単体で正立等倍実像を結ぶため、一般的な球面レンズと異なり複数のレンズや反転ミラーが不要で、シンプルかつ低コストな光学系を実現。

*

縮小光学系(左)とCIS(右)のスキャナー構造の比較

Point

2

取り付けが
非常に簡単

短冊形状(細長い直方体形状)のため、特別なレンズホルダーを必要とせず、一般的な球面レンズと比べて取り付けが圧倒的にシンプルで容易。

Point

3

均質で歪みの無い
ライン状画像

横幅(長手)方向に対し球面レンズのような光量と解像力の低下がなく、ライン状に歪みの無い均質な画像を得られる。

Point

4

幅広い
ラインナップ

用途に応じて、多様なサイズ・性能のレンズをラインナップ。横幅(長手)方向のサイズは最大約1mまで対応。

主な用途

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SLAによる正立等倍実像の伝送イメージ